初めてのアメコミに持ってこい!「ベスト・オブ・スパイダーマン」簡単レビュー
気になっていたもののなかなか買う機会がなかったのですが、先日ようやく豆魚雷さんで「ベスト・オブ・スパイダーマン」購入しました!
読んでみてぜひおすすめしたいと思ったので簡単に紹介していきます。
「ベスト・オブ・スパイダーマン」のおすすめポイント!
- 作者: スタン・リー,スティーブ・ディッコ,高木亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2012/10/31
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 9回
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詳しくなくてもすんなり読めて面白い!
このベスト・オブ・スパイダーマンには1961年から現在までのながーーーーい歴史の中からたった8編に絞られて選ばれた選りすぐりの話が収録されています。
冒頭で生みの親でもある"スタン・リー"がまえがきでこんな風に語ってます。
最初に言っておこう。この本の編集者じゃなくてよかった。
長い歴史のなかから、スパイダーマンのベスト作品を選ぶことを想像してみるといい。私には到底できそうにない。
と、生みの親もこういってしまうぐらい長い歴史の中で8編に絞るなんて!無理!と言ってしまうぐらいたくさんの人に愛されているスパイディだからこそですねっ
あとがきに編集者のコメントも載っているのでにやっと笑ってしまう少しホラーでミステリアスなコメントを書いていますが、読んでからのお楽しみで。
収録内容としては、
以上の8編になります。
タイトルだけ読んでもイマイチよくわからないと思いますが、
最初の①は文字どおりスパイダーマンの初登場の回になります。
なぜスパイダーマンになったのか?という原点が描かれているので読んだことない人は必見です!!
③は今ではnetflixのドラマ版「デアデビル」に嫌という程登場する『キングピン』が初登場する回になります。読んだ後はアメイジングスパイダーマン2の終盤のスパイディが帰ってきた時のような「うあああぁスパイディ好きぃぃぃ」ってなります(笑)
(↑ちなみにキングピンです)
後半はスパイディのライバルたちであるヴィランとのほろっと泣けるバトルが連発です。。。
「ヴェノム」「リザード」「グリーンゴブリン」とスパイディとは切っても切れないヴィランたちとの話が収録されています。
特に最後のグリーンゴブリンとの話ではハリーの息子が。。。運命の連鎖というかなんというか悲しいものですね・・・と言った感じでグッときます。
と、やはりどれも珠玉のストーリーなので未見の人にはやはりおすすめです。
細かな解説なども本の中にスパイダーマンの歴史や、ベスト集の解説などが書いてある小冊子?説明書?が付いているのでそれを読みながらだとさらに理解が深まるので細かな話をしらなくてもその冊子でカバーできるのでご安心を!
スパイダーマンというヒーロー像が見えてくる
これは特に感じました。
もちろん個人差はあると思いますし、感じ方も違うので一概には言えないのですが、自分はこのベストオブスパイダーマンを読んでより一層スパイディに惚れ直しました。
そして普段は憎いヴィラン達にもしっかりとしたバックボーンがあり、それぞれの正義があったり(時にはそんなものすらない超絶極悪ヤローもいるんですけどねw)と一概にこいつ悪いやつ!嫌い!とは言えなくなりますね・・・
原点でもあるベンおじさんの話から始まり、ヒーローとしての葛藤だったり挫けない、諦めないまさに不屈の精神だったり、悩む姿とか全てひっくるめてかっこいいんですよね///
お値段も良心的
まず本体価格が1,400円と平均2千円以上はする通常の翻訳アメコミに比べたら少々お安くなっているのもやはり手に取りやすい要因なんじゃないでしょうか。
と、ネタバレはできないのであまり踏み込めたことをかけないのですがぜひ映画版スパイダーマンを観て気になった人は次のステップとしてぜひこの『ベスト・オブ・スパイダーマン』を手にとって読んで観て欲しいです!!
ここを入り口に他のキャラクターだったりの本に手を伸ばしてもらえたらなと思います!
- 作者: スタン・リー,スティーブ・ディッコ,高木亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2012/10/31
- メディア: 単行本
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